チャンネルボンディング
無線LANのチャネル
本当に自分の頭の中で整理して、一度自分自身の言葉で書き出さないと何もかも忘れてしまう。。
チャネル
IEEE802.11nでは2.4GHzおよび5GHz帯域を利用する。帯域という言葉がある通り正確には2.4GHzおよび5GHz近傍の連続する帯域をチャネルという単位に分割し、チャネルを利用してAPと端末間で通信を行う。
チャネルの割当例
5GHz帯の場合は以下のようにチャネルが割り当てられている。
- W52に4ch
- W53に4ch
- W56に8ch
チャネルの電波干渉
- 2.4GHz帯では隣接するチャネル間は周波数が重複するため電波干渉が生じる。そのため「1/6/11」「2/7/12」のように5チャネルずつ離して割り当てるのが一般的。
- 5GHz帯では隣接するチャネル間は周波数が重複しないため電波干渉しない。
- 干渉を考慮すると存在するチャネル数と同時に利用可能なチャネル数は一致しないことに注意。20Hz幅の場合、2.4GHz帯では同時利用は4chであり、5GHz帯では同時利用は19chである。
参考
無線LANの基本
そもそも
周波数が300GHz~3THzの電磁波を電波という。
周波数と波長
- c = fλ より波長と周波数は逆の関係。
- 波長が長いほど周波数は低く、波長が短いほど周波数が高い。
天候による影響
周波数が高いほど雨天による悪影響が大きい。
雨の日に1kmの減衰は
- 10GHzで1db
- 30GHzで10db
具体例:
- 超長波(30MHz〜30KHz)では水中でも伝わるため潜水艦の通信に利用される。
直進性
ホイヘンスの原理と干渉から説明される。波長が長い波は障害物を回り込んだ地点での位相差が少ない結果強め合うからである。
- 長波(周波数が低い)ほどよく回折する。低周波は障害物を回り込む。
- 短波(周波数が高い)ほど直進性が高い。高周波は直進的に進む。
- 短波〜中波は遠くまで送信することができる。
具体例
- 潜水艦の通信用の超長波の送信施設は大規模になる。
伝送量
- 高周波(短波)ほど信号の情報量を増やすことができる。
- 低周波(長波)ほど信号の情報量が少ない。