2018-04-18 OSSライセンス一般論 OSS 今更ですが、OSSってなんとなくわかるようなわからないようなとこがあるので調べた。このあたりは基本のようで業務のビジネスモデルとも関連があるので実はすごく大切。 OSSとは OpenSourceSoftwareの略。OSSの定義は以下のようにいくつかあり単純にソースコードが公開されているだけではないことに注意。また有償・無償かどうかだけでもない。 利用者の目的を問わずソースコードを使用、調査、再利用、修正、拡張、再配布が可能なソフトウェアの総称。 ソフトウェアのソースコードが一般に公開され、商用および非商用の目的を問わずソースコードの利用・修正・再頒布が可能なソフトウェア。 単純にソースコードへのアクセスが開かれていることを定義するものではなく、オープンソースのソフトウェアは利用者がそのソースコードを商用および非商用の目的を問わず利用・修正・頒布することを許し、それを利用する個人や団体の努力や利益を遮ることがないこと OSSと他ソフトウェアとの比較 フリーウェア:OSSと同じく無償ではあるが一般にソースコードが公開されているとは限らない。 プロプライエタリソフトウェア:実行ファイル(バイナリ)として頒布されソースコードは公開されないソフトウェア。 商用ソフトウェア:プロプライエタリソフトウェアの一種。有償であり再配布は許可されていない。 コピーレフト 著作権を保持したまま二次的著作物も含めて、すべての者が著作物を利用・再配布・改変できなければならないという考え方。 著作権を保持したままにするのは、本当に誰でも自由に使えることにしてしまうと共有・発展という作者の意図に反するような利用が行われることもあるため(パブリックドメインの状態にある著作物を改変した場合、二次的著作物はパブリックドメインになるわけではなく、改変者に著作権が帰属することになる)。 『著作権は私が有していて複製・改変・配布(販売)には私の許可がいるのだが、ソフトウェアを共有して発展させるという意図に反しないならば、いつでも誰に対しても利用を許可する』という考えが根底にある。 OSSライセンスの一般論 OSSはソースコードが公開され再配布も可能であるがライセンスが別途存在する。またライセンスだけでも数千種類ある。 著作権を表示することはどのラインセンスでも共通。 再配布するソフトウェアのソースコードの公開を必要とする否か、必要とする場合公開範囲をどこまでとするかはライセンス毎に異なる(コピーレフト)。 参考 オープンソースソフトウェア - Wikipedia bitwave.showcase-tv.com qiita.com コピーレフト - Wikipedia